相続の知識(相続税)

相続税の負担割合(税率)|事例付きでわかりやすく解説

相続税は、遺産を取得した相続人が、相続した財産の評価額に応じて負担する税金です。これを計算するのは単純ではありません。 まずは法定相続分の割合どおりに相続したとして相続税総額を計算し、そののちに各相続人の相続税額を決定していく、という2段階のステップを踏みます。この計算方法はかなり複雑なので、実際...

相続税の更正の請求とは|期限・手続き・記載方法を解説

一度支払った相続税が、本来払うべき額よりも多かったことに後で気づくということがあります。また、相続税を納めた後に事情が変わったことにより、結果的に多く払っていたことになったということも少なくありません。 こうした時にあらためて相続税の減額請求を行い、払い過ぎた分の税金の還付を受けることを「相続税...

「延納」で相続税を分割して払える!|期間・要件を解説

大切な家族の方が亡くなると、相続が発生します。亡くなった方(被相続人という)の遺した財産によっては相続税を払わなければならないケースも起きてきます。もし、相続税を払わなければならないにもかかわらず、それが困難な時はどうすればいいのでしょうか? 一般的に相続税は現金による「一括払い」が原則となって...

家屋(建物)の相続税評価額と計算方法|相続税対策も解説

不動産を相続した場合、その相続税評価額は土地と家屋(建物)それぞれに分けて算出することになっています。ここでは家屋(建物)の相続税評価額とその計算方法について解説していきます。 家屋(建物)と一口にいっても、そこにはいくつかのケースがあります。たとえば、最も多いのが亡くなった方(被相続人という)...

相続税の最高税率は55%|その推移や相続税の求め方も解説

家族が亡くなった時、その遺産(亡くなった人が残した財産)を相続することで相続税がかかる場合があります。その相続税の税率ですが、平成27(2015)年の税制改正によって最高税率が55%へと引き上げられました。とはいっても、一律で55%の税率をかけられるということではないのでご安心ください。相続税の税率は一定...

相続税の申告先・納税地|納税地の判断基準を解説

大切な家族の方が亡くなると、その方の残した財産を受け取ることで相続税を納めなければならないことがあります。この相続税ですが、納付先は税務署ということになっています。ただし、どこの税務署でもいいわけではなく、亡くなった方(被相続人という)が生前に暮らしていた「生活の本拠」を管轄している税務署という...

農地等の相続税の納税猶予

農業相続人が、農地を相続によって取得し、農業を継続する場合には、一定の条件の下に、その農地に係る相続税額のうち、農業投資価格を課税価格とみなして計算した税額を超える部分について納税が猶予されます。その後、次の(1)~(3)のいずれかに該当した日に納税が免除されます。 農業相続人が死亡した場合 ...

【図解】相続税の修正申告等に係る延滞税の金額と更正期限について解説

税額が増える場合の延滞税等のルールを教えて下さい 国税の税額是正手続きの原則と各種附帯税の納付の関係は以下のとおりとなっています。 ※1・・・悪質な場合は7年となる ※2・・・増差税額が50万円と当初税額のいずれか多い額を超える場合、その超過分は15% ※3・・・納付税額が50万円を超える場合には、そ...

相続税早見表

相続税は、「法定相続人の数」や「法定相続人と被相続人との関係」によって異なってくるため、一目で目安がわかる早見表は便利な存在といっていいでしょう。たとえば配偶者と子どもで相続をする場合や、子どもだけで相続する場合などに「相続税がいくらになるか」を簡単に把握することができるのです。 この記事では相...

相続税の申告と納税・延納・物納について解説

相続税の申告と納付の仕方について教えて下さい 相続税の申告は、相続開始の翌日から10ヵ月以内に行います。 申告書の提出先は、被相続人の住んでいた地域の税務署です。 相続税の納付期限は、申告期限までに金銭で一括納付するのが原則ですが、例外として延納と物納の制度があります。 (1)延納 納付すべき相続税が...